ここから本文です。
会長あいさつ
奈良県社会保険労務士会 会長 服部 永次(はっとり えいじ)
奈良県社会保険労務士会のホームページをご覧頂きありがとうございます。
現在、県内では約360名の会員が、労働・社会保険法令と人事労務管理のスペシャリストとして事業所の健全な発展と労働者の福祉の向上に活動をしているところです。
ところで、急速な少子高齢化の進展、就業構造の変化等の社会経済情勢の変化に伴い、働き方に対するニーズが多様化すると共に、多様な人材の活用とそれに適合した人材戦略を展開することが喫緊の課題とされています。特に、社会保障制度の構築に寄与するとともに、世界的規模で提唱されている「ビジネスと人権」の視点から、労働及び社会保険に関する労務コンプライアンスの状況を監査するという新たな「労務監査」が業務として明確になりました。重要な経営資源である人材の確保、雇用安定、仕事と家庭の両立等の適切な労務管理による「人を大切にする企業づくり」を実践し、「人を大切にする社会」の実現へと社会的要請が一層高まってくると思います。
我々は、適切な労務管理の確立及び個人の尊厳が保持された適正な労働環境の形成に寄与し、もって事業の健全な発達と労働者等の福祉及び社会保障の向上及び増進並びに豊かな社会の実現に資するという使命を以て業務に取り組んでおり、年金問題のみならず、労務管理の唯一の国家資格者として、国民から信頼される専門家としてなお一層努力を積み重ねてまいります。
本会の取組事業は多岐にわたりますが、本ホームページ上にご紹介しておりますので、ご閲覧の上、「社労士」をこれまで以上にご活用賜りますようお願い申し上げます。